自家用車での移動が何かと便利ですが、電車や飛行機などの交通機関の利用も可能です。
乗り物酔いを起こさないために「移動の2~3時間前から食事を取らない」というのが基本です。ただし、あくまでも基本であり満腹の方が酔わない個体も存在します。
猫は基本的に乗り物は苦手です。短距離であっても嘔吐などの乗り物酔いを起こす子は少なくありません。長距離の移動を考えているのならば、事前に乗り物に慣らしたり、個体の癖(車は苦手、電車は大丈夫など)をつかんでおいてあげましょう。
旅行は、車でも何にしても時間の余裕をもって移動するのが良いでしょう。いずれの交通手段を選ぶにせよ、ラッシュ時や人の多いときはさけるよにするとスムーズだと思います。
車
- 人間では感じられない揺れやゆがみを敏感に感じ取ってしまいます。自家用車の場合、定期的なホイール・アライメントの測定・調整などメンテナンスには気を配りましょう。
- 最低でも2~3時間おきには休憩をとってあげるようにしましょう。
- 長時間になる場合は、車中にトイレもおいておくといいでしょう。
- 休むことができるスペースも確保しておいてあげましょう(隠れられる場所)。
- 個体にもよりますが酔わない子の場合は、車の中で食事ができるように水飲み、ごはんをおいておいてあげるのもいいでしょう。
電車
- JRでは、ペットは「手回り品」として持ち込むことができます。
- 長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれ、総重量が10キロまでのものは運べます。
- 平成17年10月から、JR九州では、「ペットカード」を作成。手回り品の切符をペットカードの裏面にはって旅行をするようになり、旅行後ペットカードは持ち帰ることができるらしいです。
バス
会社によって対応が違ようです。基本的には無料で乗車できるようですが、他のお客さんから苦情がでたり、混んでくると途中下車や、乗車拒否をされることもあるようです。
タクシー
キャリーバックにいれておけば問題はないようですが、運転手さんによっては猫が嫌いとか、臭いがついて嫌だというのがあるとおもうので、あらかじめ乗るときに猫がいてもいいか確認をとることが大切です。
フェリー
船によって対応が違うようです。乗船を許可してないところもあれば、車内ならOK(ただし人は車にいられない)、キャリーバックからださなければOKというところもあります。
ペットゲージが用意されているところもあります。いずれにせよ利用予定の路線に直接問い合わせる事が必要です
飛行機
ANA
手荷物カウンターで預けることになります。全路線一律4,000円。ANA指定ペットゲージを使用する場合は、別途500円。到着地では、直接手渡しで渡してもらえます。
JAL
JALペットクラブというのがあります(無料)割引や、ポイントがつくようです。料金は、路線に応じて違うようです。ペットクレート(檻代)は500円。
徒歩
ペットのキャリーバックもいろいろなタイプのものがあります。前にだっこするもの、後ろに背負う物、鞄タイプ等。
猫がおちついて過ごせる形のもの、そして、私たちが運びやすい物を考えるといいでしょう。サイズもいろいろあり最近は値段も少し安くなったりいろんな種類のものがでてきたようです。