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ネイルケア

ストレスとコミュニケーション
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にとって爪は生活必需品。毎日爪を研いでいつでも獲物を仕留められるように鋭く尖らしてあります。

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爪のお手入れ

図1

猫そんな爪はしばしば私たち飼い主の怪我の元になったりします。出来れば回避したいのが本音でしょう。ですから爪のお手入れは念入りにしておくべきです。

 猫の爪は指先を上から押すようにすると簡単に出てきます。こうやって全部の爪をチェックして、必要なら爪を切っていく事になります。

 猫の爪は3層構造になっていますが、切って良いのは一番外側の堅い部分です。図1の赤い斜線の辺りで切りましょう。あまり深爪にしようとはせず「爪の先を落とす」程度で考えてください。

出血した場合…

 深く切断してしまい、爪の随(図の黄色の部分)を傷つけてしまうと、猫にも痛みがありますし出血もします。気をつけてあげてください。

 もしも間違って爪を深くきり出血した場合は、清潔なガーゼで拭き取り、パウダー状の止血剤(大きなペットショップであれば大抵売っていると思います)を使ってあげましょう。出血がひどいようであれば病院へ連れて行った方が安全です。

爪研ぎが不安な場合…

 どうしても不安な場合は、有料になりますが動物病院やトリミング店でやってもらうのもいいでしょう。

 爪を切ってあげても、爪研ぎをしなくなるわけではありませんし、柱などにされると柱はボロボロになります。この辺りは躾の範疇なのですが、根気のいる躾です。

爪研ぎのしつけがうまくいかない…

ネイルキャップ

 どうしても爪研ぎのしつけがうまくいかない…そんな場合はネイルキャップという手もあります。アメリカでは非常にポピュラーなネイルケアで、日本でもペットショップで手に入ります。

 ネイルキャップは毒性試験をパスしたプラスチック製で、万一ネコが飲み込んだとしても無毒・無害ということです。また、接着剤も外科手術用と同等品質のものを使用しており、安全性を考慮してあると言うことです。

 やり方は非常に簡単で、爪をカットしてネイルキャップを接着するだけ。詳しくは各製品の説明書を読んでくださいね。

 ただ、一本ずつ接着剤でつけるため、猫が暴れたりしてなれるまで大変と言う声もあります。最初のうちは、猫がかんではがそうとすることもしばしば。

最終手段

 最終手段として、猫の爪を手術で取り除く事も可能だそうですが、その後の猫が感じるストレスは非常に大きく、病気になってしまう事も考えられます。なるべくなら爪の除去はしないでおきましょう。

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