もっとも手軽なストレス解消法の一つ。それが「猫と遊ぶ」ことです。
遊びは猫(特に子猫)にとって勉強の場
これは当然運動にもなりますので、運動不足になりがちな室内飼い猫には運動量増加にもなり、健康維持のために非常に役立ちます。
子猫の場合、この「遊びの量」がかなり重要だったりします。というのも「遊びは猫(特に子猫)にとって勉強の場」であるのです。
噛む力の加減(甘噛み)を覚えたり、爪を出す出さないのコツや状況判断をします。子猫の頃に兄弟や飼い主との遊びが十分でないと、ちょっと興奮すると手に穴が空くほどの力で噛んだり、爪でひっかいたりしてしまう猫になってしまいます。
同じ言葉で叱りましょう
遊び方は簡単。こちらが痛みを感じるほど強く噛んだり、ひっかいたりしたときに、きちんと「痛い!」としかりましょう。この「痛い!」という言葉自体は別の物でもかまいませんが、必ず家族で同じ言葉を使ってください。その方が猫が混乱しません。
また、素手などでは怪我をしてしまうほど強く噛んだり、ひっかいたりする場合は、遊び用の手袋を使用したり、玩具を使用してください。
「怪我をするから遊ばない」なんて言わないで
くれぐれも「怪我をするから遊ばない」という選択はしないようにしましょう。遊ばない事は猫を学ばせない事と同じ事です。
信頼関係の構築や維持、しつけ、健康維持など非常に重要な役割を果たします。この辺は人間と子育てと同じです。なるべく毎日、出来るだけ時間をかけてください。