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「とおると紅葉ときさ と 緋蕗(ひろ)」のケース 下痢の原因は・・?
原因が判明…
さらに2日後…4回目の検便。
子猫の下痢の原因がようやく判明しました。
結局、腸の細胞の中に寄生するコクシジウムという虫がいました。この虫はイメージとしては、虫と言うより細菌と言った方が感じがつかみやすいかもしれません。
軟便は、甘くみないで…
感染経路は便による物で、同じトイレの使用などにより感染します。特に同居猫はおしりの臭いをかいだりなめたりを相互に行いますので、感染が広がりやすくなります。
これは紅葉も持っていた虫で、虫下しでとれますがしつこいのが難点…。
2週間抗生剤です…。
はい…4匹とも…。
先生は他の猫は様子を見ながら…と言っていたのですが、最悪なのはイタチごっこになってしまうこと。ですから、一斉に一気に片を付ける!、この選択肢を選びました。
それにしても、軟便にもっと気をつけるべきでした…。
検便の結果を過信してしまいました…。
まぁ、検便は絶対じゃないからね…。
飼い主のミス…
飼い主のミスで先住猫の3匹に迷惑をかけてしまいました…
抗生剤はシロップタイプで、注射器(当然針は付いていません)で飲ませるのですが、全員大嫌いw。嫌がる猫たちに無理に飲ませてますから、可哀想になります…。
愚かな飼い主を許しておくれ…
ほどなく緋蕗の下痢が止まり、ようやく一安心。丸一日便通はありませんでした。
ほどなく緋蕗の下痢が止まり、ようやく一安心。丸一日便通はありませんでした。
このまま便通がないと今度は便秘が問題になりそうですが…w。久々にゆっくりした気分で過ごせました。
新たな問題…
ところがとおるがトイレに何度も何度も行く様になりました。
この症状は膀胱炎です。抗生剤を無理矢理飲ませている事や、新しい猫との同居による環境の変化、落ち着かない飼い主…。原因には事欠きません…。
治療を施され、あっという間に症状改善。続くようなら、食事を変えることも検討しなければなりませんでしたが、結果的に今回の膀胱炎は突発的な物で、今は全く症状がありません。
無事解決
病院に行くたびに検便を繰り返し、4匹いずれからも虫は発見されず、お薬も無くなり次第終了ということに。
4匹は仲良く遊んでくれますし、子猫の相手は3匹ともしてくれてます。
きさはすっかりおかあさん。子猫の面倒を本当によく見てくれます。
このあたりで気がついたのですが、どうやら「猫が群れを作るルール」として「一番下の物が新入りを世話する」という物があるようです。(うちの猫たちだけかもしれませんがね・・)
「ご飯や遊びは子猫に譲る」とか「一番下の物が新入りを世話する」とか、人間も見習わなければならないことを、猫は本能で行うのですね。