部屋の中には、猫にとって危険な場所がいっぱいあります。
好奇心いっぱいの子猫や、部屋にやってきたばかりの猫に対しては特に充分配慮してあげたいですね。
窓
- 窓の閉め忘れには特に注意してください。
- 網戸などは外れやすくなってないか確認をしてください。猫が興奮して扉に体当たりすることもあります。
ドア・押入れなど
- 勝手にドアを開ける器用な子もいます。施錠の癖を付けましょう。
- ドアでしっぽを挟むこともあるので、開閉には注意をしてください。
- 押し入れなどに閉じこめてしまうこともあります。
カーテン・壁
- 壁にカーテンレールを直接付けるのではなく、取り付け金具などを使用しているケースや、2本へ移行してカーテンを2重に設置できるタイプの場合、隙間に足を落としてしまうことがあります。カーテンレールに飛び移れない工夫か、カーテンレールの設置方法を変えるなどの工夫をしてください(カーテンをよじ登る子もいるので、油断できません)。
- カーテンに爪がひっかかったりして、宙づりになることもあります。
- 押しピン。カーペットをとめるピンなどを抜いて、遊び道具にする強者もいます。小さいものは口にいれたり、飲み込むケースもあります。
机の周り
- 針や糸をつかったらきちんとおさめるようにしましょう。糸をのみこんだら危険です。腸などにつまり、食事もとれなくなり、手術ということもあります。最悪死亡などのケースもあります。
- 薬やサプリ、お菓子などだしっぱなしにしない様にしましょう。
- 線香やローソクを倒して火事の原因になることも。それだけでなく、食べたりすることもあります。
- 使用中・使用後の熱くなっているアイロンにも充分注意しましょう。なるべくなら猫のこない別室で行う方が無難です。
コンセント
- 部屋の中で一番危険なのがコンセント類。コードをかじったり、コンセントに爪がはいることもあるので気をつけましょう。
- 押すとスイッチがはいってしまうものはコンセントを抜いておきましょう。ミシンとかシュレッダーとかは特に危険です。
季節もの
- 扇風機に手をつっこむこともあります。間隔の細かい手を入れられないデザインのものを用意するとよいかもしれません。
- クーラーは自動で稼働する箇所等があり、これも猫の興味を引きます。近くにキャットタワーを設置してしまうと上に飛び乗ろうとしたりする子もいますので、家具の配置などには気をつけてください。
- 冬のストーブもとても危険です。ファンヒーターなら比較的安全かもしれません。
- 灯油をこぼしたら要注意。灯油がついた手でさわらない
その他
- ゴミ箱の中をあさったりすることもあるのでゴミはふたのあるものにしましょう。ただし油断は禁物。ふたを開けて中に入る強者もいます。
- 陶器やガラス製品など、割れ物・壊れやすいものはなるべくおかないようにしましょう。
- 水槽は特に気をつけましょう。上に乗ってしまったり、ふたを落とすなどしまうこともあります。
- 観葉植物や花は、猫がかじってしまうと中毒をおこすものがあります。また、殺虫剤をまいた植物をかじって、中毒を起こすこともあるみたいです。
中毒をおこしてしまう植物はこちらにまとめてあります。