完全室内飼いだからノミの心配はなし…なんて事はありません。
室内飼いだとノミはつかない?
動物病院やペットホテルでほかの動物からうつされたり、部屋に遊びにきた猫ちゃんからうつされたり。人間が運んでしまう場合もあります。飼い主が外で触ったほかの猫からノミをつれてきたり、お客さんが連れてくるという可能性だってあります。
完全室内飼いの猫ちゃんでも、ノミが付いてしまう可能性は皆無ではありません。
ノミを発見!
ノミは梅雨から夏にかけて大量に発生します。
ノミがいるとかゆくて体の毛をしょっちゅう噛んでいたり、体毛のなかに、黒くて小さいノミのフンがあったりします。
ブラッシングでノミの糞のようなものが見つかったら、まずはそれがノミの糞か、それ以外のものかを確認します。ノミのフンはしめらせておいたコットンの上においておくと血液の成分がしみ出てくるのでわかります。
もしもノミの糞であることが確定してしまったら、ノミの駆除を行いましょう。放置しておくとノミアレルギー性皮膚炎になり、かゆみ発疹、脱毛がおきたり、瓜実条虫が寄生してしまうこともあります。
ノミ殺虫剤
ノミを駆除・予防するには、いろいろとあるのですが、うちでは病院でもらえる、スポイトで首のあたりに数滴たらすノミ殺虫剤を利用しています。1ヶ月程度薬の効果は持続するようです。
ネットでも、フロントライン・プラスのようなスポイトノミ殺虫剤を買うこともできるようです。
ノミ取りクシ
あとは、ノミ取りクシによるブラッシング。
あらかじめ洗面器に台所洗剤をうすめたものを用意しておき、ノミをみつけたら中におとして殺すようにしましょう。ノミをつぶすのはやめましょう。ノミをつぶすと、ノミの卵をばらまいてしまうことになる可能性があります。
体にいなくなっても部屋にいることもあるので、部屋のそうじはこまめに、丁寧に。掃除機のフィルターの中でたまごが育つこともあるので、ゴミもきちんと処分するようにしましょう。