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予防接種の正体

病気と怪我
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 はじめて病院のお世話になるのは健康診断。そして、生後二ヶ月ぐらいになると、予防接種の必要性ができます。

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予防接種の回数

 実際の予防接種の時期はホームドクターに判断してもらうのが一番ですが、子供のころにきちんと予防接種をして、後は1年ごとに追加接種でまかなえるようになります。

 インフルエンザなどで割と身近な予防接種ですが、意外に曖昧に捉えている場合が多いようです(私もそうでした)。ですので、ここでは改めて予防接種の正体を明快にしておきたいと思います。

予防接種とは

 予防接種とは猫の場合も人間と同じです。ワクチンを注射して免疫抗体を体の中に作るためにするものです。

 ワクチンとは病原性を失わせた病原体、もしくはその一部のことで、伝染病を防ぐために開発されたものです。本当の病原体に変わり体内に入り、免疫抗体を作らせます。これにより本物の病原体が体内に入ってきたときに、免疫抗体が働いて病気を発症しなくなる(あるいは軽い症状で済む)事になります。

ワクチンの種類

 猫の場合予防接種として使われるワクチンは5種で、一般的には3種の方が多いかもしれません。

 予防接種にはまれに副作用があり、発熱・痛み・元気がなくなる等の症状が出ます。また、アナフィラキシーショックという急激なショック症状を発症する場合があります。予防接種当日は医師の指示を良く聞いて、運動などを避け、家でおとなしくさせよく観察してあげましょう。

3種

  • 猫汎白血球減少症(猫ジステンバー)
  • 猫ウィルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウィルス感染症

5種

上記3種に加えて

  • 猫クラミジア症
  • 猫白血病ウィルス感染症
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