ころころとした体型の猫ちゃんは見ていて大変可愛いのですが、猫にとっても肥満は大敵。カロリーコントロールで健康維持を心がけましょう
猫に必要なカロリー
猫に必要なカロリーは成猫の場合体重1kに対して約80kcalと言われています。しかし、動物病院・ペットショップ・有志の呼びかけ等により、完全室内飼いが浸透してきました。当然家の中だけで暮らす猫の場合、必要カロリーという物は少なくなります。
また、去勢・避妊手術の浸透により運動量が減る猫ちゃんもいます。
家の中でのみ暮らす猫の場合、1kに対して70kcalを目安にすると良いといわれています。当然1日の運動量に依存するわけですから、年齢や環境により必ずしもこれが正解とは言い切れません。現在の住宅事情から判断すると、もっと少ないカロリーでも十分かもしれません。
猫は顔に肉が付きづらい…
現在はキャットフードメーカーも「インドア用キャットフード」というラインナップを用意している場合があります。
「猫はうらやましい事に、顔に肉が付きづらいんですよ。気がついたときはかなり肥満になってる場合があります。」という獣医さんもいらっしゃるぐらいですが、猫の肥満は猫の飼い主にとって、そして当然猫自身にとっても重大な問題となっています。
残念ながら肥満になってしまった…そんな時はダイエットしましょう。猫の肥満は人間と同じように百害あって一利なし。糖尿病などになってしまう前にきちんとダイエットさせてあげましょう。
ダイエットのポイント
ポイントは
- 体重1kgに対して40kcal前後を目安に増減
- ライトフード(ローカロリー総合栄養食)を使用し、量をなるべく減らさずにカロリーのみを減らす。
- ライトフードを食べない場合には、量を少しずつ減らしていく
- 適度な運動
- おやつ・間食の廃止
- 3ヶ月で10%程度を目処に、時間をかける